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AH-56 シャイアン : ウィキペディア日本語版 | AH-56 シャイアン[えいえいち56しゃいあん]
AH-56 シャイアンは、ロッキード社によって開発された、アメリカ陸軍向けの試作攻撃ヘリコプターである。愛称のシャイアン(Cheyenne)は、アメリカ先住民のシャイアン族に由来する。 == 概要 == 1960年代のベトナム戦争後半の時期に、当時のアメリカ陸軍によって発表されたAAFSS(Advanced Aerial Fire Support System=新型航空火力支援システム)計画によって開発された対地攻撃ヘリコプターである。本格的な攻撃ヘリコプター開発は、これが世界初であった。 1965年にロッキード社の案がAH-56として採用され、開発が進められた。しかし技術的問題による開発の遅滞や、エンジンが単発であること、装甲の欠如などにより生残性に疑問が生じ、開発費用の高騰や戦術思想の変化もあって、開発には成功しながら採用が中止され、量産化には至らなかった。 この中止によって暫定攻撃ヘリコプターとされていたベル社のAH-1 コブラ(モデル209)が、主力攻撃ヘリコプターとして使用される事となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「AH-56 シャイアン」の詳細全文を読む
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